ようやく釣れたCrappie (後半)
2017年10月22日
前回に引き続きクラッピーの話です。
【糸口掴めず! クラッピー探索】 2017年4月
Ice Fishingでの挑戦で惨敗し私は、春に浅場に上がってくるクラッピーを釣ってやろうと
4月頃からちょこちょこと探索を初めていたのでした。
それはそれは、、、 ホント大真面目に。

赤丸付けたところは、クラッピーを求めて釣りに行ったところ。
会社帰りにチョッと寄ったところもあれば、 丸一日掛けて何箇所もまとめて回った所もあります。
もちろん、カナディアンの釣友にも色々と情報を貰って可能性のある場所をトコトン回ったのですが、
一匹も釣れず。 気配も無し。
「あこに行けばクラッピー居るよ。」
と、普通に返事が返ってくるのですが、 まったくカスリもせず。
時期は、クラッピーが浅場に入ってくるシーズンだから間違い無しのはずなのですが、
どうやらクラッピーは広範囲に散らばる訳ではなく、 一箇所に群れるようなのです。
クラッピーを探すまでが大変なようです。
・
・
・
クラッピーが釣れず、悶々とする日々。
ジョージアンBayではジャックサーモンが釣れ始め、そちらが気になり始める時期なので、
焦る気持ちも最高潮。
そして、とある5月初旬の休日。
”クラッピー釣るまで帰らない釣行”
を決行しました。
一日中、クラッピー探し。 クラッピーを見つけるまで移動を繰り返す覚悟なので、
誰かと一緒にワイワイできるタイプの釣りではありません。
一人の世界に入りたく、単独釣行です。

自宅近郊の小場所、オカッパリポイントではまったく結果が出せなかったので、
今回はボート釣行。
Sturgeon Lakeという湖。
この湖にクラッピーがいる事は間違いない事実。
ローカルWebサイトを色々と調べていると、最近時も釣れている様子。。。

まさか、クラッピー釣りがこんな大事になるとは思わんかった。。。

雰囲気はムンムン?? でも、これがクラッピーに取って良い環境なのか!?
何が正解か判らず半年間迷走していますので、まったく自信が持てません。
釣り場でスレ違う釣り人に声を掛け、クラッピー情報を求めるのですが、ほとんどの釣り人が
1週間前に解禁になったWalleye狙いの釣り人がほとんど。
「クラッピーならちょっと浅い所。 水路の中に入っているんじゃないか?」
という意見が複数の釣り人からの共通した意見。
その情報を信じ、湖に入り込む小さなクリーク、ボートドックにつながる水路など、
を回る事にしました。
3インチの小型ワームを丹念に岸際、ウィードエッジに送り込み、魚を探します。
・
・
・
まあ、予想はしていましたが、釣れる魚の殆どはパンプキンシード。。。

クラッピーは、産卵のために浅場に上がってきています。
そうであれば、卵を狙うパンプキンシードと共存はしないはず。
「パンプキンシードが釣れるポイントは直ぐに見切って移動」
早めの見切りでなるべく多くのポイントを探るようにしました。
パンプキンシードをかわして、 次に掛かってくる魚は、、、
ロックバス。

コイツが最初に掛かった時は、横からの姿がクラッピーに似ているので
「ヤッタ! クラッピーやっ!!」
と、舞い上がって丁重にタモ入れしてしまいました。 ロックバスと気が付きゲンナリ。
しかし、この魚からもクラッピーに近づくヒントが得られました。
このロックバスは倒木や、石積みなどハードストラクチャーに着くという習性があるようです。
口の大きさからも想像できるように、他の魚種に対する攻撃性が強いと思われ、
ロックバスが群れている所はパンプキンシード、パーチ、などもいない様子。
こういったロックバスが釣れる所も直ぐに見切りを付けるようにして、ひたすらクラッピー探しを
続けたのでした。
・
・
・
カナダの広大なフィールドですが、 こうやって丹念に小物を釣り続けると
それぞれの魚種がテリトリーを作り、住み分けている事が判りました。
日本よりもそういった傾向がはっきりしているという印象を受けました。
これはこれでとても興味深い貴重な気付きでした。
しかし!
既に釣り開始から8時間経過。
関心している場合じゃなく、 結果を出さねば帰ることができません。
一日中、チョコチョコとダウンショットリグを操っているのもなかなか大変で、
立ちっぱなしで背中も足腰もかなりの疲労。
徐々にクラッピーを追い詰めることができているのか!?
不安になりつつも信じた方向に進むのみ。
パンプキンシード、ロックバス、イエローパーチ、ラージマウスバスの
領域は外して釣りをする事ができるようになりました。
すると、一匹珍しい魚が釣れました。

Walleyeっぽいですが、たぶんWalleyeの亜種の"Sauger"という魚だと思います。
小型でしたが、初めて釣った魚種。 クラッピーではありませんが、カナダで釣った魚種が
増えたのでテンションが上がります。
Saugerが釣れたのは単発。
あまり、クラッピーとの住み分けには影響を与えていないだろうと考え、
同じようなポイントを見つけて何箇所か回りました。
パンプキンシード、ロックバスの猛攻をかわすだけでもクラッピーに近づいているはず。。。
再び集中力を高めて釣りを続けていると、、、
なんだか、弱々しいアタリが、、、
Hook set! んっ? 引きもちょっと弱々しい!?
今まで散々釣ってきたパンプキン/ロックバスでは無いのは明確。
小さいけど明らかに違う魚種!
”小さい” ”弱々しい” と感じて期待が高まり、手に汗握るのは今回が初めて。
丁寧に魚を寄せて、 船べりに寄ってきた魚はクラッピー!!
極小の魚ですが、心臓バクバク。 バレるの怖くて超・巨大なネットでランディング(笑)

ちっさっ!
でも紛れもなく半年間追い求めていたBlack Crappieです。
本当に嬉しくて、ラブウェルに入れてしばらくの間眺めていたのでした。。。
・
・
・
ようやく手にすることができたクラッピー。
2匹、3匹と一杯釣りたい訳でも無いので、その日はこの小さなクラッピーに満足して
Stop Fishingとしたのでした。
・
・
・
・
そんな、「やりきった感」 「自己陶酔感」 の漂う釣行から僅か12時間後、、、
まったく予想していなかった事が起こったのでした。
↓↓↓
【Rice LakeにWalleye釣行】(翌日)
日曜日。 子供達は友達みんなで遊園地に行くという話を聞き、
それじゃあ自分は釣りに行くしかない! と二日連続釣行というミラクルな機会を得たのでした。
釣友GENさんを誘い、Rice LakeでWalleyeを釣りに行きましょうと約束し、
前日のクラッピー・ハントの疲れが残る中、気力を振り絞って朝4:00出発でRice Lakeに向かいました。
”クラッピー自己陶酔” に浸っている私はもちろんGENさんに前日のクラッピー釣りの話をして、
「いやー、やったりましたわ~」 みたいな事をベラベラ喋ってしまったのでした。。。
・
・
・
それが、、、 Rice Lakeに着いて釣り始めたら、、、
[広告] VPS
GENさん、 開始5分でクラッピー 2匹連チャン(!)
しかもデカイし!
私の前日9時間の格闘話が台無し!
私もなんだか簡単に良形クラッピーを釣ってしまいました。。。

ええっ? 結局、居るところには居るってことですか?
タイミングと運!?
やっぱりこれが釣りの本質かもしれませんね~

Black Crappie
体高があり、顔と目がカワイイ魚でした。
満足いくサイズが釣れて本当に良かったです。
5月にクラッピーのタスクは完了。
6月以降はサーモンを心置きなく追い求める準備ができたのでした。
以上!
前回に引き続きクラッピーの話です。
【糸口掴めず! クラッピー探索】 2017年4月
Ice Fishingでの挑戦で惨敗し私は、春に浅場に上がってくるクラッピーを釣ってやろうと
4月頃からちょこちょこと探索を初めていたのでした。
それはそれは、、、 ホント大真面目に。

赤丸付けたところは、クラッピーを求めて釣りに行ったところ。
会社帰りにチョッと寄ったところもあれば、 丸一日掛けて何箇所もまとめて回った所もあります。
もちろん、カナディアンの釣友にも色々と情報を貰って可能性のある場所をトコトン回ったのですが、
一匹も釣れず。 気配も無し。
「あこに行けばクラッピー居るよ。」
と、普通に返事が返ってくるのですが、 まったくカスリもせず。
時期は、クラッピーが浅場に入ってくるシーズンだから間違い無しのはずなのですが、
どうやらクラッピーは広範囲に散らばる訳ではなく、 一箇所に群れるようなのです。
クラッピーを探すまでが大変なようです。
・
・
・
クラッピーが釣れず、悶々とする日々。
ジョージアンBayではジャックサーモンが釣れ始め、そちらが気になり始める時期なので、
焦る気持ちも最高潮。
そして、とある5月初旬の休日。
”クラッピー釣るまで帰らない釣行”
を決行しました。
一日中、クラッピー探し。 クラッピーを見つけるまで移動を繰り返す覚悟なので、
誰かと一緒にワイワイできるタイプの釣りではありません。
一人の世界に入りたく、単独釣行です。

自宅近郊の小場所、オカッパリポイントではまったく結果が出せなかったので、
今回はボート釣行。
Sturgeon Lakeという湖。
この湖にクラッピーがいる事は間違いない事実。
ローカルWebサイトを色々と調べていると、最近時も釣れている様子。。。

まさか、クラッピー釣りがこんな大事になるとは思わんかった。。。

雰囲気はムンムン?? でも、これがクラッピーに取って良い環境なのか!?
何が正解か判らず半年間迷走していますので、まったく自信が持てません。
釣り場でスレ違う釣り人に声を掛け、クラッピー情報を求めるのですが、ほとんどの釣り人が
1週間前に解禁になったWalleye狙いの釣り人がほとんど。
「クラッピーならちょっと浅い所。 水路の中に入っているんじゃないか?」
という意見が複数の釣り人からの共通した意見。
その情報を信じ、湖に入り込む小さなクリーク、ボートドックにつながる水路など、
を回る事にしました。
3インチの小型ワームを丹念に岸際、ウィードエッジに送り込み、魚を探します。
・
・
・
まあ、予想はしていましたが、釣れる魚の殆どはパンプキンシード。。。

クラッピーは、産卵のために浅場に上がってきています。
そうであれば、卵を狙うパンプキンシードと共存はしないはず。
「パンプキンシードが釣れるポイントは直ぐに見切って移動」
早めの見切りでなるべく多くのポイントを探るようにしました。
パンプキンシードをかわして、 次に掛かってくる魚は、、、
ロックバス。

コイツが最初に掛かった時は、横からの姿がクラッピーに似ているので
「ヤッタ! クラッピーやっ!!」
と、舞い上がって丁重にタモ入れしてしまいました。 ロックバスと気が付きゲンナリ。
しかし、この魚からもクラッピーに近づくヒントが得られました。
このロックバスは倒木や、石積みなどハードストラクチャーに着くという習性があるようです。
口の大きさからも想像できるように、他の魚種に対する攻撃性が強いと思われ、
ロックバスが群れている所はパンプキンシード、パーチ、などもいない様子。
こういったロックバスが釣れる所も直ぐに見切りを付けるようにして、ひたすらクラッピー探しを
続けたのでした。
・
・
・
カナダの広大なフィールドですが、 こうやって丹念に小物を釣り続けると
それぞれの魚種がテリトリーを作り、住み分けている事が判りました。
日本よりもそういった傾向がはっきりしているという印象を受けました。
これはこれでとても興味深い貴重な気付きでした。
しかし!
既に釣り開始から8時間経過。
関心している場合じゃなく、 結果を出さねば帰ることができません。
一日中、チョコチョコとダウンショットリグを操っているのもなかなか大変で、
立ちっぱなしで背中も足腰もかなりの疲労。
徐々にクラッピーを追い詰めることができているのか!?
不安になりつつも信じた方向に進むのみ。
パンプキンシード、ロックバス、イエローパーチ、ラージマウスバスの
領域は外して釣りをする事ができるようになりました。
すると、一匹珍しい魚が釣れました。

Walleyeっぽいですが、たぶんWalleyeの亜種の"Sauger"という魚だと思います。
小型でしたが、初めて釣った魚種。 クラッピーではありませんが、カナダで釣った魚種が
増えたのでテンションが上がります。
Saugerが釣れたのは単発。
あまり、クラッピーとの住み分けには影響を与えていないだろうと考え、
同じようなポイントを見つけて何箇所か回りました。
パンプキンシード、ロックバスの猛攻をかわすだけでもクラッピーに近づいているはず。。。
再び集中力を高めて釣りを続けていると、、、
なんだか、弱々しいアタリが、、、
Hook set! んっ? 引きもちょっと弱々しい!?
今まで散々釣ってきたパンプキン/ロックバスでは無いのは明確。
小さいけど明らかに違う魚種!
”小さい” ”弱々しい” と感じて期待が高まり、手に汗握るのは今回が初めて。
丁寧に魚を寄せて、 船べりに寄ってきた魚はクラッピー!!
極小の魚ですが、心臓バクバク。 バレるの怖くて超・巨大なネットでランディング(笑)

ちっさっ!
でも紛れもなく半年間追い求めていたBlack Crappieです。
本当に嬉しくて、ラブウェルに入れてしばらくの間眺めていたのでした。。。
・
・
・
ようやく手にすることができたクラッピー。
2匹、3匹と一杯釣りたい訳でも無いので、その日はこの小さなクラッピーに満足して
Stop Fishingとしたのでした。
・
・
・
・
そんな、「やりきった感」 「自己陶酔感」 の漂う釣行から僅か12時間後、、、
まったく予想していなかった事が起こったのでした。
↓↓↓
【Rice LakeにWalleye釣行】(翌日)
日曜日。 子供達は友達みんなで遊園地に行くという話を聞き、
それじゃあ自分は釣りに行くしかない! と二日連続釣行というミラクルな機会を得たのでした。
釣友GENさんを誘い、Rice LakeでWalleyeを釣りに行きましょうと約束し、
前日のクラッピー・ハントの疲れが残る中、気力を振り絞って朝4:00出発でRice Lakeに向かいました。
”クラッピー自己陶酔” に浸っている私はもちろんGENさんに前日のクラッピー釣りの話をして、
「いやー、やったりましたわ~」 みたいな事をベラベラ喋ってしまったのでした。。。
・
・
・
それが、、、 Rice Lakeに着いて釣り始めたら、、、
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GENさん、 開始5分でクラッピー 2匹連チャン(!)
しかもデカイし!
私の前日9時間の格闘話が台無し!
私もなんだか簡単に良形クラッピーを釣ってしまいました。。。

ええっ? 結局、居るところには居るってことですか?
タイミングと運!?
やっぱりこれが釣りの本質かもしれませんね~

Black Crappie
体高があり、顔と目がカワイイ魚でした。
満足いくサイズが釣れて本当に良かったです。
5月にクラッピーのタスクは完了。
6月以降はサーモンを心置きなく追い求める準備ができたのでした。
以上!
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