2016 Steelhead (準備編)
2016年10月17日
カナダは秋真っ只中。
自宅付近の紅葉は先週末がおそらくピークで、今週からはどんどん葉っぱが落ちはじめて、、、、
冬に向かってまっしぐら。
今年は川サーモンも一回も行くこと無く終わってしまったな。。。
と、ボヤキ出すと淋しい感じがしますが、まだ冬に入る前にお楽しみが残っております。

シーズンインは10月末から11月末に掛けて!
昨年は11月24日の雪の日に沢山釣れました。
今年もマイナス6℃くらいまでは頑張る予定です。
まあ、毎年 湖面に薄氷が張るまで深追いしてますが。。
・
・
・
・
そんな楽しみなSteelheadシーズンなのですが、今年は目標があります。
それは、
「子供にキャスティングでSteelheadを釣らせる」
いつも、私のわがままでトローリングに付き合ってもらっているのですが、
やはり自分で投げて釣りたいらしく、釣りに行く度に 「岸釣りしようよ~」
言われていたのでした。
ですので、夏はバス釣りとパーチ釣りをけっこうやったのですが、
やはり子供を釣りの世界にドップリと浸かってもらうためには
もの凄い成功体験をさせてあげたいのです。
・
・
・
・
私もカナダに来て感動したのはSteelheadの美しさと強烈な引き。
去年ももの凄い大きいサイズを掛け、散々走られたうえにバラしてしまったのですが、
おもいっきり興奮して、バレた後に手が震えて糸が結べませんでした。
そんな体験を子供にさせたいと思ったのが今年の春。
早春のSteelheadを狙いにMeafordに出かけたのでした。
春は、秋よりも難しい。
そんな状況でしたが、交通事故的に1匹でも釣れたらと思って頑張ったのですが、
そこで大きな問題に直面したのでした。
それが、コチラ↓↓↓

飛距離が足りない!
バスやパーチなら十分に釣れる感じなのですが、、、、
Steelheadを釣っていて思ったのは、
”飛べば飛ぶほど有利”
地形の変化などそれなりに狙いどころはありますが、
やはり回遊性の魚なので広く遠く探ることが重要と感じました。
春の釣行の際に、子供に貸した竿は5ft10inchのBassロッド。
7ft、8.3ftのトラウトロッドもあるのですが、グリップが長すぎて子供には扱いずらいのです。
特に、Steelheadのシーズンは春も秋も寒く、厚手のジャンパーを着込むので、グリップが長いと
竿尻りが服に絡んで扱いずらい!
そこで、昨年私も1本竿を作ったのでした。
#8のフライロッドのブランクスを使ったスピニングロッドで、
9.6ftの長い竿なのに、グリップはセミロングという特殊な竿。
10g~18gのスプーンを周りのカナディアンよりも一段と遠く投げることができます。
↓↓↓
シェルRedの威力 (実釣編) ~2015年11月振り返り~
この竿を、子供にも貸してみたのですが、これは長すぎて身長140cmほどの子供に
扱えるモノではありませんでした。
・
・
・
そこで、秋のSteelheadシーズンを迎える前に竿を用意しなければと
考えていたのでした。
色々と考え、出てきたアイデアが、
”DaiwaのNeoversal(7.0ft)”を改造する。
というアイデア。

このNeoversalという竿、 ダイワから発売されていた物で、海のチョイ投げや、お遊びエギングなどに
使っていたものです。
ブランクは全く特徴の無い超・オーソドックスな物ですが、 バス釣りから離れた私にとっては
”シェイキング”という操作は無用であり、 また歳を取ると(?) 竿に「張り」とか「感度」とか、
そういう追っても追ってもキリが無い物を求めることが無くなりました。
そんな私にとっては安価なれども基本性能がしっかりしたこの竿は大好きでした。
ガイドは全て ニューコンセプトのSICガイド。 コストパフォーマンス最高です。
そんなNeoversalですが、 この竿、 大人の私でも煩わしく思うほどグリップが長く、
最近不満が溜まってきていたのでした。
そこで、コイツを安く・上手く改造してやろうというわけです。
色々と材料を探すと、フロントグリップとIPS16のグリップがあります。
幸運にもワインディングチェックもありました。
安上がりにしたいので、バッドエンドとリアグリップはオリジナルの物をそのまま
利用しました。
工程はスッ飛ばしますが、完成したのがコチラ↓↓↓

ガイドは全て剥ぎ取り、塗装も全て落としてコンパウンド仕上げ。
カーボン素地の美しいRodに生まれ変わりました。
こだわりのグリップ長ですが、写真ではちょっと長めに見えますが、15cm(6inch)縮めました。
なので、全長は7ftですが、リールシートから先の有効長は実質7.6ftというワケです。

「Neoversal」のロゴはそのまま残しました。
グリップから多少離れた場所にあるロゴですが、それほど不自然では無くカッコ良く仕上がりました。
また、6inch延長したら、2ピースロッドの継ぎの部分にうまくガイドが乗ったため、
継いでしまうと見た目、1ピースに見える仕上がりとなりました。 (これは狙っていたのですが。)
なんだか、自分が使いたくなってしまいましたが、 とある休日に試し振りに行ってきました。

グリップの長さは、製作段階で何度も子供に竿を持たせて測っただけのことはあり、
ピッタリ。 いい感じです。
気になる飛距離は?
おお~ めっちゃ飛んでる。 そうですよね。 前の竿より20inch(50cm)も長くなっていますから
飛距離は段違いです。
これなら釣れる! と思える飛距離。
短いグリップだと、両手で投げる時に力が入らないのでは!?
とお思いの方がいるかもしれませんが、心配ご無用。
投げる子供の体格に合ったグリップ長の方が、振り切り易いようで、
投げる際のグリップエンドの引き込み速度が早くなっていました。
前の長いグリップだと、モッタリした背負投げになっていたので。。。
・
・
・
これで準備は万端。
あとは実釣のみ。
いつ行けるのか?
ちょっと最近は忙しくてなかなか釣りに行けないのですが、
11月には集中して釣りにいけるよう、頑張ります。
以上!
カナダは秋真っ只中。
自宅付近の紅葉は先週末がおそらくピークで、今週からはどんどん葉っぱが落ちはじめて、、、、
冬に向かってまっしぐら。
今年は川サーモンも一回も行くこと無く終わってしまったな。。。
と、ボヤキ出すと淋しい感じがしますが、まだ冬に入る前にお楽しみが残っております。

シーズンインは10月末から11月末に掛けて!
昨年は11月24日の雪の日に沢山釣れました。
今年もマイナス6℃くらいまでは頑張る予定です。
まあ、毎年 湖面に薄氷が張るまで深追いしてますが。。
・
・
・
・
そんな楽しみなSteelheadシーズンなのですが、今年は目標があります。
それは、
「子供にキャスティングでSteelheadを釣らせる」
いつも、私のわがままでトローリングに付き合ってもらっているのですが、
やはり自分で投げて釣りたいらしく、釣りに行く度に 「岸釣りしようよ~」
言われていたのでした。
ですので、夏はバス釣りとパーチ釣りをけっこうやったのですが、
やはり子供を釣りの世界にドップリと浸かってもらうためには
もの凄い成功体験をさせてあげたいのです。
・
・
・
・
私もカナダに来て感動したのはSteelheadの美しさと強烈な引き。
去年ももの凄い大きいサイズを掛け、散々走られたうえにバラしてしまったのですが、
おもいっきり興奮して、バレた後に手が震えて糸が結べませんでした。
そんな体験を子供にさせたいと思ったのが今年の春。
早春のSteelheadを狙いにMeafordに出かけたのでした。
春は、秋よりも難しい。
そんな状況でしたが、交通事故的に1匹でも釣れたらと思って頑張ったのですが、
そこで大きな問題に直面したのでした。
それが、コチラ↓↓↓

飛距離が足りない!
バスやパーチなら十分に釣れる感じなのですが、、、、
Steelheadを釣っていて思ったのは、
”飛べば飛ぶほど有利”
地形の変化などそれなりに狙いどころはありますが、
やはり回遊性の魚なので広く遠く探ることが重要と感じました。
春の釣行の際に、子供に貸した竿は5ft10inchのBassロッド。
7ft、8.3ftのトラウトロッドもあるのですが、グリップが長すぎて子供には扱いずらいのです。
特に、Steelheadのシーズンは春も秋も寒く、厚手のジャンパーを着込むので、グリップが長いと
竿尻りが服に絡んで扱いずらい!
そこで、昨年私も1本竿を作ったのでした。
#8のフライロッドのブランクスを使ったスピニングロッドで、
9.6ftの長い竿なのに、グリップはセミロングという特殊な竿。
10g~18gのスプーンを周りのカナディアンよりも一段と遠く投げることができます。
↓↓↓
シェルRedの威力 (実釣編) ~2015年11月振り返り~
この竿を、子供にも貸してみたのですが、これは長すぎて身長140cmほどの子供に
扱えるモノではありませんでした。
・
・
・
そこで、秋のSteelheadシーズンを迎える前に竿を用意しなければと
考えていたのでした。
色々と考え、出てきたアイデアが、
”DaiwaのNeoversal(7.0ft)”を改造する。
というアイデア。

このNeoversalという竿、 ダイワから発売されていた物で、海のチョイ投げや、お遊びエギングなどに
使っていたものです。
ブランクは全く特徴の無い超・オーソドックスな物ですが、 バス釣りから離れた私にとっては
”シェイキング”という操作は無用であり、 また歳を取ると(?) 竿に「張り」とか「感度」とか、
そういう追っても追ってもキリが無い物を求めることが無くなりました。
そんな私にとっては安価なれども基本性能がしっかりしたこの竿は大好きでした。
ガイドは全て ニューコンセプトのSICガイド。 コストパフォーマンス最高です。
そんなNeoversalですが、 この竿、 大人の私でも煩わしく思うほどグリップが長く、
最近不満が溜まってきていたのでした。
そこで、コイツを安く・上手く改造してやろうというわけです。
色々と材料を探すと、フロントグリップとIPS16のグリップがあります。
幸運にもワインディングチェックもありました。
安上がりにしたいので、バッドエンドとリアグリップはオリジナルの物をそのまま
利用しました。
工程はスッ飛ばしますが、完成したのがコチラ↓↓↓

ガイドは全て剥ぎ取り、塗装も全て落としてコンパウンド仕上げ。
カーボン素地の美しいRodに生まれ変わりました。
こだわりのグリップ長ですが、写真ではちょっと長めに見えますが、15cm(6inch)縮めました。
なので、全長は7ftですが、リールシートから先の有効長は実質7.6ftというワケです。

「Neoversal」のロゴはそのまま残しました。
グリップから多少離れた場所にあるロゴですが、それほど不自然では無くカッコ良く仕上がりました。
また、6inch延長したら、2ピースロッドの継ぎの部分にうまくガイドが乗ったため、
継いでしまうと見た目、1ピースに見える仕上がりとなりました。 (これは狙っていたのですが。)
なんだか、自分が使いたくなってしまいましたが、 とある休日に試し振りに行ってきました。

グリップの長さは、製作段階で何度も子供に竿を持たせて測っただけのことはあり、
ピッタリ。 いい感じです。
気になる飛距離は?
おお~ めっちゃ飛んでる。 そうですよね。 前の竿より20inch(50cm)も長くなっていますから
飛距離は段違いです。
これなら釣れる! と思える飛距離。
短いグリップだと、両手で投げる時に力が入らないのでは!?
とお思いの方がいるかもしれませんが、心配ご無用。
投げる子供の体格に合ったグリップ長の方が、振り切り易いようで、
投げる際のグリップエンドの引き込み速度が早くなっていました。
前の長いグリップだと、モッタリした背負投げになっていたので。。。
・
・
・
これで準備は万端。
あとは実釣のみ。
いつ行けるのか?
ちょっと最近は忙しくてなかなか釣りに行けないのですが、
11月には集中して釣りにいけるよう、頑張ります。
以上!
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コメントの投稿
釣れると良いですね!
長男君の釣果、期待してます!
日本でも本流の大型鱒の引きは半端ないですが、スティールヘッドなんてとんでもなく凄そうですね。大変な成功体験を彼に!
日本でも本流の大型鱒の引きは半端ないですが、スティールヘッドなんてとんでもなく凄そうですね。大変な成功体験を彼に!
No title
まりも殿
今週末遊びに行きますので、時間があったらお付き合いください
今週末遊びに行きますので、時間があったらお付き合いください
No title
>TORUさん
いつもコメントいただきありがとうございます。
なかなか仕事が忙しくて実釣チャンスが巡ってこないのですが、11月初旬からは気合を入れて頑張ります。
子供の耐寒性を考えると、11月第2週までが限界なので、「3回で2匹」を目標に頑張ります。
>ミートリ漁業長
今週はご一緒できず本当に残念でした。。。
仕事中にハンター氏から入ってきた「漁業長 釣りまくりです」のメールを見て
嬉しい半面、 羨ましくてたまりませんでした。
なんとか代休を取ってご一緒したいです!
いつもコメントいただきありがとうございます。
なかなか仕事が忙しくて実釣チャンスが巡ってこないのですが、11月初旬からは気合を入れて頑張ります。
子供の耐寒性を考えると、11月第2週までが限界なので、「3回で2匹」を目標に頑張ります。
>ミートリ漁業長
今週はご一緒できず本当に残念でした。。。
仕事中にハンター氏から入ってきた「漁業長 釣りまくりです」のメールを見て
嬉しい半面、 羨ましくてたまりませんでした。
なんとか代休を取ってご一緒したいです!