Steelhead 中級編
2014年12月25日
前回の記事に引き続き、Steelhead Fishingの記事です。
”中級編”と銘を打つのは、はばかられますが 「ちょっといい魚が釣れました」
くらいの意味合いで捉えていただければと思います。
まあ、本人 大喜びなんですが!
【2014年12月21日(日)】
前回の釣行から1ヶ月空いてしまいましたがチャンス到来!
午前中には帰るという約束で嫁様から許しを得ました。
朝の気温は-6℃。 そんなに悪くありません。
ただ、1ヶ月前に比べてかなり湖の状況は変わっているだろうと推測。
もう、湖の水も水温下がり切っていると思われます。
本命で入りたかったのは、とある小河川の河口。
ポイントは限られているので暗いうちに入ろうと頑張りましたが
なんと先行者の車が4台も!!
やるなカナディアン。
流石にこの時期に釣りする奴らは筋金入りのFisherman。
気合の入り方が違います。
そこで次に向かったのがThornburyというマリーナ。
その横のBever River河口はどうかとチェック。
イケそうではありますが、、、 なんだろ。 なんか違う。
川の流量がとても多くて寒々しいです。
感覚的に”違うな~”と判断。
結局またまた、いつものMeaford。

おおおっっ~!!
凍ってるやん!
大丈夫か?? 釣る場所あるか??
しかし、車が1台はあるので、誰か釣りをしているのだろうと判断。
支度をして堤防を歩き出しました。
河口に近づくと、河の吐き出し近辺は氷が割れており隙間あり。
先行者が1名釣りをしていました。
「Hi ! , Have you caught any lack today?」
声を掛けると、
「おはよう~」
って日本語? あれ?? なんと、同じ会社のCookingパパ氏。
なんたる偶然。
釣れましたか?と尋ねると、
暗い時間から頑張っているものの、アタリも無いとのこと。
確かに、こんな状況ですから↓↓↓

冷たそう~。
1ヶ月前はまだ冬の掛かりだったので、湖の水は完全に冷えておらず、水に手を漬けると温かく感じました。
しかし、今日はとんでもない、、、
キンキンに冷えています。
これじゃルアーは追わないと判断。
トラウトEggのブッ込み釣りで挑戦することにしました。
以前、紹介しましたが、トラウトの卵と、浮力を持たせるためのフロートビーズを
スパウンネットで包んだ物を、ヘビキャロ仕掛けでブッ込みます。

ブッ込んで、ひたすら待つ釣りに思われるかもしれませんが、実は奥が深いです。
ミートリ漁業長曰く、
「”待つ釣り”と思っている人には釣れない。」
今年の春にその意味を理解し、ちょっと今は自信が付きました。
アタリは ”引く”のは前アタリであり、”フケル”のが本アタリ。
マリーナ出口のミオ筋のエッジに乗っける感じでブッ込み、穂先を見つめます。
・
・
・
60分ほど経過したあたりで、、、
”なんかモゾモゾしてる。。。 そんな気がする。。。”
生命感を感じます。
クサイぞこれは、、、
そこでモゾモゾも止まってしまったので、一度リールを半回転。糸フケを取りつつ、
ちょっと誘いを掛けてみます。
すると、、、
再びモゾモゾ、、、
その後、
フワッと5mmほど穂先が戻った感じが!
キタ! と叫びながらも半信半疑!
深いストロークで合わせると確かな重量感!
ヨッシャ~!!
おおおっ! 重い!
と思った瞬間、 Giiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!!!
ドラグが出る! デカイよこれは?
Cookingパパ氏がタモを持って駆け付けてくれましたが、
魚はなかなか上がってきません。
ハリスは1.2号。 無理ができないのです。
こりゃ楽に60cmはある感じ。
ここで困ったことに、足元には流氷が漂い、魚を足元まで寄せることができません。
薄いと思っていた流氷ですが、しっかり2cmほどの厚みがあり簡単には割れません!
道糸が氷に触れてヒヤヒヤすること数回。
半透明の氷の下で銀色の魚体がモンドリ打つのを見て興奮!
Cookingパパ氏がタモで氷を割って、押しのけてくれ、ランディングスペースができました。
「タモがちっちゃい! 入るかな!?」
Cookingパパ氏もどの方向から掬うべきか思案して、緊張の取り込み!
ヨッシャ~~!!
ランディング成功!

美しい!!
惚れ惚れ。
綺麗な背中。 薄いピンク色に染まった側線。
トンガった顔と、なによりこの眼! 眼がタマリマセン。
~以下、同じ魚の写真ばかりですが、どうぞ見てやってくだい!~



眼がタマラン。
これはニジマスではないでしょう!
Steelheadと呼ばせてもらいます!
大きさも、重さも測ることを忘れ、写真を撮ってリリースしました。
もう、この1匹で満足なのですが、もうちょっと欲を出して釣りを続けました。
しかし、この頃から微風が吹いていたのが止まり、完全に無風になりました。
何が起こるのかというと、、、、
釣りをしているその目の前の水面が徐々に凍ってくるのです!
水面がボヤーっと白くモヤのような物が掛かってきたなと思ったら、それは既にシャーベット!
困ったことに、この薄氷がラインを引っ張るため、魚のアタリなのか、氷が引っ張っているのか
全く見分けがつきません!
捉えることができたアタリは、
ピンピン元気なヤンチャ坊主のアタリのみ↓↓↓

11時に釣り終了。
帰路につきました。
・
・
・
いや~ 嬉しかったです!
Steelheadの虜に完全になってしまいました。
カナダのWeb siteでも「○○ Steelheaders」や、「△△ Steelhead Univercity」など、
Steelheadを題材にしたWed siteは多く、人気が高いことが良く判りました。
色々とWeb siteを見て情報収集、勉強してると、こんな写真が!

(転用失礼致します。OKかな?)
ウッソ! マジかいっ!?
この魚は同じ5大湖のLake Michiganに流入する河川で釣れたSteelhead。
釣れたのは3月のようです。
ここまでスゴイのはやはりバンクーバーとかで海から上がってくる物だけかと思っていましたが、
湖育ちでもこんなモンスターになるようです。
確かに、、、 夏のトローリングでも10lb超えのレインボーはMeafordでも釣れますし。。。
いや~ 夢が膨らみます!
色々と勉強して、納得いくサイズのSteelheadを釣り上げたいと思います!
以上!
前回の記事に引き続き、Steelhead Fishingの記事です。
”中級編”と銘を打つのは、はばかられますが 「ちょっといい魚が釣れました」
くらいの意味合いで捉えていただければと思います。
まあ、本人 大喜びなんですが!
【2014年12月21日(日)】
前回の釣行から1ヶ月空いてしまいましたがチャンス到来!
午前中には帰るという約束で嫁様から許しを得ました。
朝の気温は-6℃。 そんなに悪くありません。
ただ、1ヶ月前に比べてかなり湖の状況は変わっているだろうと推測。
もう、湖の水も水温下がり切っていると思われます。
本命で入りたかったのは、とある小河川の河口。
ポイントは限られているので暗いうちに入ろうと頑張りましたが
なんと先行者の車が4台も!!
やるなカナディアン。
流石にこの時期に釣りする奴らは筋金入りのFisherman。
気合の入り方が違います。
そこで次に向かったのがThornburyというマリーナ。
その横のBever River河口はどうかとチェック。
イケそうではありますが、、、 なんだろ。 なんか違う。
川の流量がとても多くて寒々しいです。
感覚的に”違うな~”と判断。
結局またまた、いつものMeaford。

おおおっっ~!!
凍ってるやん!
大丈夫か?? 釣る場所あるか??
しかし、車が1台はあるので、誰か釣りをしているのだろうと判断。
支度をして堤防を歩き出しました。
河口に近づくと、河の吐き出し近辺は氷が割れており隙間あり。
先行者が1名釣りをしていました。
「Hi ! , Have you caught any lack today?」
声を掛けると、
「おはよう~」
って日本語? あれ?? なんと、同じ会社のCookingパパ氏。
なんたる偶然。
釣れましたか?と尋ねると、
暗い時間から頑張っているものの、アタリも無いとのこと。
確かに、こんな状況ですから↓↓↓

冷たそう~。
1ヶ月前はまだ冬の掛かりだったので、湖の水は完全に冷えておらず、水に手を漬けると温かく感じました。
しかし、今日はとんでもない、、、
キンキンに冷えています。
これじゃルアーは追わないと判断。
トラウトEggのブッ込み釣りで挑戦することにしました。
以前、紹介しましたが、トラウトの卵と、浮力を持たせるためのフロートビーズを
スパウンネットで包んだ物を、ヘビキャロ仕掛けでブッ込みます。

ブッ込んで、ひたすら待つ釣りに思われるかもしれませんが、実は奥が深いです。
ミートリ漁業長曰く、
「”待つ釣り”と思っている人には釣れない。」
今年の春にその意味を理解し、ちょっと今は自信が付きました。
アタリは ”引く”のは前アタリであり、”フケル”のが本アタリ。
マリーナ出口のミオ筋のエッジに乗っける感じでブッ込み、穂先を見つめます。
・
・
・
60分ほど経過したあたりで、、、
”なんかモゾモゾしてる。。。 そんな気がする。。。”
生命感を感じます。
クサイぞこれは、、、
そこでモゾモゾも止まってしまったので、一度リールを半回転。糸フケを取りつつ、
ちょっと誘いを掛けてみます。
すると、、、
再びモゾモゾ、、、
その後、
フワッと5mmほど穂先が戻った感じが!
キタ! と叫びながらも半信半疑!
深いストロークで合わせると確かな重量感!
ヨッシャ~!!
おおおっ! 重い!
と思った瞬間、 Giiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!!!
ドラグが出る! デカイよこれは?
Cookingパパ氏がタモを持って駆け付けてくれましたが、
魚はなかなか上がってきません。
ハリスは1.2号。 無理ができないのです。
こりゃ楽に60cmはある感じ。
ここで困ったことに、足元には流氷が漂い、魚を足元まで寄せることができません。
薄いと思っていた流氷ですが、しっかり2cmほどの厚みがあり簡単には割れません!
道糸が氷に触れてヒヤヒヤすること数回。
半透明の氷の下で銀色の魚体がモンドリ打つのを見て興奮!
Cookingパパ氏がタモで氷を割って、押しのけてくれ、ランディングスペースができました。
「タモがちっちゃい! 入るかな!?」
Cookingパパ氏もどの方向から掬うべきか思案して、緊張の取り込み!
ヨッシャ~~!!
ランディング成功!

美しい!!
惚れ惚れ。
綺麗な背中。 薄いピンク色に染まった側線。
トンガった顔と、なによりこの眼! 眼がタマリマセン。
~以下、同じ魚の写真ばかりですが、どうぞ見てやってくだい!~



眼がタマラン。
これはニジマスではないでしょう!
Steelheadと呼ばせてもらいます!
大きさも、重さも測ることを忘れ、写真を撮ってリリースしました。
もう、この1匹で満足なのですが、もうちょっと欲を出して釣りを続けました。
しかし、この頃から微風が吹いていたのが止まり、完全に無風になりました。
何が起こるのかというと、、、、
釣りをしているその目の前の水面が徐々に凍ってくるのです!
水面がボヤーっと白くモヤのような物が掛かってきたなと思ったら、それは既にシャーベット!
困ったことに、この薄氷がラインを引っ張るため、魚のアタリなのか、氷が引っ張っているのか
全く見分けがつきません!
捉えることができたアタリは、
ピンピン元気なヤンチャ坊主のアタリのみ↓↓↓

11時に釣り終了。
帰路につきました。
・
・
・
いや~ 嬉しかったです!
Steelheadの虜に完全になってしまいました。
カナダのWeb siteでも「○○ Steelheaders」や、「△△ Steelhead Univercity」など、
Steelheadを題材にしたWed siteは多く、人気が高いことが良く判りました。
色々とWeb siteを見て情報収集、勉強してると、こんな写真が!

(転用失礼致します。OKかな?)
ウッソ! マジかいっ!?
この魚は同じ5大湖のLake Michiganに流入する河川で釣れたSteelhead。
釣れたのは3月のようです。
ここまでスゴイのはやはりバンクーバーとかで海から上がってくる物だけかと思っていましたが、
湖育ちでもこんなモンスターになるようです。
確かに、、、 夏のトローリングでも10lb超えのレインボーはMeafordでも釣れますし。。。
いや~ 夢が膨らみます!
色々と勉強して、納得いくサイズのSteelheadを釣り上げたいと思います!
以上!
スポンサーサイト
コメントの投稿
No title
寒すぎていろいろ想定外?
上級編楽しみにしてます。
上級編楽しみにしてます。
No title
>HDさん
お久しぶりです。
「寒い」とか、「凍る」とか「痛い」なんて当たり前。
”動けない”です。
寒いのは大嫌いですが、自分をイジメて頑張ろうと思います。
”氷貼る湖でウエーディング”というジャンルもあるようです。
上級ははるか先ですね~
お久しぶりです。
「寒い」とか、「凍る」とか「痛い」なんて当たり前。
”動けない”です。
寒いのは大嫌いですが、自分をイジメて頑張ろうと思います。
”氷貼る湖でウエーディング”というジャンルもあるようです。
上級ははるか先ですね~
No title
まりもさん、あけましておめでとうございます!!
今年もどうぞよろしくお願い致します( ^o^)
Steelheadすごいですね(≧∇≦)bイカツイですね!
下に載ってた画像のSteelheadはメーターオーバーなんでしょうね!!!
今年もまりもさんの釣り日記楽しみにしております!!
今年もどうぞよろしくお願い致します( ^o^)
Steelheadすごいですね(≧∇≦)bイカツイですね!
下に載ってた画像のSteelheadはメーターオーバーなんでしょうね!!!
今年もまりもさんの釣り日記楽しみにしております!!
こんにちは
>ライサマーさん
長らくお返事もせず、大変申し訳ありませんでした。
年明けから仕事が立て込み、ブログも完全放置状態でした。。。
もう曜日感覚が薄れてきています(涙)
でも、隙あらば釣りに関する色々なActivityだけはやっているので
楽しくはやっております。
今日は、久々に更新します。
長らくお返事もせず、大変申し訳ありませんでした。
年明けから仕事が立て込み、ブログも完全放置状態でした。。。
もう曜日感覚が薄れてきています(涙)
でも、隙あらば釣りに関する色々なActivityだけはやっているので
楽しくはやっております。
今日は、久々に更新します。