BIG SALMON @ Meaford
2013年09月02日
(ブログUPが遅くなりました。スイマセン。)
最近お気に入りのFMラジオのフレーズ。
”Computer OFF! BBQ ON!!! ”
BBQ好きのカナダ人っぽい発想で大好きです。
週末はソワソワするんでしょうな~。
私も金曜日の夕方は同じようにソワソワ。
「今週末は絶対休みますから! 釣りですから!」
と、いうことで、、、
”Computer OFF! Fishing ON!!! ”
【2013年08月31日(土)】
今回もミートリPro氏にお誘い頂き、サーモントローリング。
向かうは前回と同じMeaford。
前回、バラシたサーモンの引きを忘れられず。
このままでは仕事に手がつきません!
ということで、感謝感謝の2週連続釣行です。
今回の釣行では目標があったのでした。
「タックルだけでも自分の物を使ってみよう!」
前回の釣行で、サーモンの口が硬く、なかなかフッキングしないことが判っており、
しっかり乗せるためにはバットの硬いロッドが必要なことは判っていました。
自分のタックルは前回借りた物と比べて弱いのですが、やはり自分のタックルで
釣り上げたいのです。
でも、前日夜は自分の竿が弱くてフッキングしない夢を見て、あまり寝ることができませんでした。。。
もはや、ある種の病気です。

(写真だとなかなか伝わらないのですが、結構ウネリが入っています。)
この日は若干の北西風。
Meafordは湖の南岸に位置するため、少しでも「北」の風が入るとウネリが入るようです。
当日も、そよ風程度だったのでなんの心配もしていなかったのですが、
マリーナから出ると結構なウネリが入っていました。
これ以上の波はNGだが、これくらいなら好条件という状態です。
やはり、16ft以上/ディープハルの船じゃないと厳しいですね。
そして、今回こだわりたかったMyタックルですが、こんな感じです。

まず、竿はいつものレッドコアトローリングに使っている竿です。
柔らかい、、、 ダウンリガーセット後の糸フケ(おばせ?)を絞るだけでこの曲がりよう。
やはり、あと+30%ほど強さがほしいですね~
そしてリールはABU6500 SYNCROです。
これが今回のこだわり。
<ここで、”ドラグ ”に関して個人的考え> ※クドイので注意!
私は海のルアー以外では、どのリールでもドラグはキンキンに締めたままです。
そして、走られた場合はクラッチ切って糸を出すようにしています。
スピニングリールの場合はカッコ悪いですが、リール逆回転です。
なぜ、こんなカッコ悪い使い方をしている理由は2つあります。
① フッキングの際に、「ジジッ」と糸が出るのがイヤ。
フッキングが鈍る感じがする。
鬼怒川の本流ヤマメでうっかりドラグが緩んでいて「ジジッ」なんて糸が出て、
その後バレた際には、その後2、3日は後悔してしまいます。
② 使っているリールもそんな高価な物ではないので、ドラグ性能を信じていない。
ビューンと突っ走られたらドラグが追従できないと思う。
と、いうことでドラグは嫌いなのです。
小さな頃から自然と行き着いたこのスタイルですが、ある時、
B.A.S.S(Bass Anglers Sportsman Society)のラリー ニクソン氏も同じ考えで
ドラグを使っていないという雑誌記事を読み、
「ほほ~ 帝王ラリー氏も、、、彼も同じ考えですか。」
と、調子に乗って(?)この方法を続けてきた訳です。
ただ、釣りの世界は広いです。
その後、知った海のルアー(ショアキャス)で、
NiceカンパチがHitした際、ハンドル逆転で突っ込みに対応していたら
ハンドルが止められなくなり、思いっきり突き指してしまったのでした。
よって、海ルアーはドラグを使っています。危険なので。
また、海のルアーは巻物ですから、アタリを感じてから合わせるのは無く、
魚が掛かってからの”追い合わせ”が主体。なので、その時にはスプールを
ガシッと手で押さえてドラグが出ないようにして合わせています。
また、海ルアーはPEラインと太いショックリーダーなので、直線強度は十分。
ドラグ性能(追従ムラ)とライン強度の比で考えると、多少安物リールでも
大丈夫では?と考えている訳です。
では、前回 ズババッーと走られた際に、どうすれば良かったのか。
クラッチを切るのは間違いでした。指がヤケドしました。
スタードラグをチョイチョイ緩めて対応?
急に船べりで突っ込む魚に対して追従できるのか不安。
ミートリ氏は25LBラインでドラグを締めて止めてしまうらしいですが、
たまにバツン!と切れるそうです。
私にはあんなに突っ込む魚を力で止める、そんな度胸はありません。。。
そこで、今回用意したのが、SYNCROドラグ。
私が小学生の頃、ABU XLT2-SYNCRO というモデルが出て、「カッコ悪い。なにコレ?」と、
全く気にしていなかったSYNCROドラグという機能ですが、25年後の今考えると、なかなかのスグレ物。
メーカーの商品説明には、
「ハンドルを逆転するだけで、設定したドラグの強さを最大75%まで瞬時に落とすことができます。
予想を越えた大物との出会いも、余裕を持って安全に対処することができます。」
と記載されているのですが、店頭で実物を見る機会の無かった小学生の私には全く内容が
理解できなかった訳です。
すっかりダラダラ長くなってしまいましたが、、、
そのSYNCRO機能付きリールを今回は使ってみました。
(新品ではありません。日本で見つけた中古掘り出し物ですよ!)
でも、巻いているラインは1000mボビン巻き680円の安物ナイロン(5号)ですが、、、
(海でズボ釣り用に買っていた物)
次に、ルアー。
衝撃的な形状です。

プラスチックに安っぽいラトル入り。
”ダーター”に属する形。
バスルアーに例えるなら、ZEALのアンカニーチャップ、サウスベンドのバスオレノ?
海ルアーに例えるなら、K-TENブルーオーシャン・リップレスミノーという感じ。
初めてミートリ氏に見せてもらった時には、「えぇ?コレをトローリングで引くんですか?」
とずいぶんビックリしました。
しかし、カナダではこのタイプのルアーがとても人気があるようで、
メジャーなのは、「Lyman」というカナダ バンクーバーのメーカーのものです。
それがコチラ↓↓↓

正直ブサイクなルアーですが、コレがスゴイ動きをします。
YouTubeに水中動画がありましたので、興味のある方は「Lyman Lures」で検索してみてください。
超・ハイフロート+ダーダーリップから生まれるこの不規則な動きは日本でも有効かもしれません。
また、フックにスイベルを付けているのもとても参考になります。
鱒族のローリングによるフック外れ防止だと思うのですが、とても効果がありそうです。
日本でも、サクラ狙いのアングラーがスプリットリング2連結や、ダイニーマを輪っかにする方が
いますが、それと同じですね。
ダメですね~ 全て新し物だらけなので話が何度も止まってしまいます。
申し訳ありません!
では早速、実釣の方ですが、、、
このルアーをダウンリガーにセットして15~18mのアタリにセット。
時速4.2km程度で流します。
ウネリの波長が短く、結構船は揺れます。
GPSの航跡を確認しながらじゃないと、真っ直ぐ船が走りません。
開始から1時間ほど経った頃、ミートリ氏が仕掛けを変える間に私が操船を変わりますと、
操舵席についた直後、、、
Hit!
リリースクリップが外れ、竿先がガンガン入っています!
ロングストロークの合わせをしっかり食らわし、ガッチリ乗ったことを確信。

おおおっ~ こりゃ引きますワ!
期待のSYNCROドラグはちゃんと機能し、鋭い突っ込みにも即座に対応できるのですが、
クリック機能が壊れそうな音を出しております!
普通、
Gi,Gi,GiGiGiiiiiiii
ですが、
突っ走られた瞬間に、
Chi-------------------------------------------------------
クリックの爪が減る!壊れる!という感じ。
更に、色々なところが一気に心配になってきます。
なんか、リールシートがガタつくな、、、
この竿、8.6ftから9.6ftに延長してるけど、継ぎ目大丈夫かな、、、
2Piaceの継ぎ目、積糸足りてるかな、、、割れへんやろか!?
もっとエエ糸巻いときゃ良かった、、、劣化してへんやろか、、、
・
・
・
色々な所に不安を抱えながら、時間を掛けさせてもらい、なんとかランディング!
竿をホールドしていた左腕はパンパンです。足はヘロヘロ。
やりました!

ミートリ氏と「ありがとうございました!」と握手し、
しばらく放心状態。
「どうだった?」とミートリ氏に感想を聞かれ、意識朦朧の私はとんでもない迷言を残してしまいました。
「銀山湖の根掛かりよりも、、、引きました。。。」
??
竿が曲がったっとことでしょうか!?
しばらくボンヤリ。
その後、Lymanで65cmほどのを1匹。
ミートリ氏もLymanで70cmほどのを1匹。
この後は波も高くなり、撤収したのでした。
・
・
・

先週から1週間、Meafordマリーナでは
”2013 Meaford Salmon & Trout Derby"
ということで、大会が開催されていたのでした。
ダービーの参加費は、15ドル。
今週末が最後の週末ということで、沢山の船が出ていたのでした。
現時点での記録は、、、

18.22LB
一方、私の魚は、、、

19.87LB!
ダービー出ときゃ良かった~!
ミートリ氏 : 「1位だったらボート買える位の賞金でたかもね。」
ホント、出ときゃ良かった~!
後の祭り。来年こそは! 必ず!
・
・
・
このMeafordマリーナ、とても良いところです。

魚の下処理を行うことができる、キレイなキッチンルームもあるのです。
骨、内蔵、頭部などガラも粉砕して回収するシステムが備わっており、清潔。スバラシイ。
ボートスロープ、トイレ、キッチンを使えて、なんと使用料1回7ドル程度と
とてもリーズナブル。
年間PASSを買っても75ドル程度ということです。
日本だったら1回で5000円ほど取られるのに!
「マリーナ」なんていうと、停泊料でウン万円なんていうところもありますね。
それだけカナディアンにとって水遊びは身近な遊びということなのでしょうか。
メチャメチャ羨ましいです。
さて、魚ですが。

釣り上げた時には必死で気が付かなかったのですが、スゴイ口です。

うっかり手を入れなくてよかった~

”キバ”ですね。
サーモンは細菌の多い魚らしく、このキバでザクっとやられると、直ぐに消毒しないと
傷口が化膿するらしいです。気をつけます。
そして、魚の下処理ですが、、、
「ミートリさん、、このサイズは自信が無いのでお願いできますか!?」
なにからなにまでお世話になりっぱなしです。。。

(ミートリさんへ:ホント、ありがとうございました!!)
私は小さい方を一匹だけ捌きました。
メッチャ時間を掛けて、、、モタモタと、、、 スイマセン。
今回も何から何までミートリ氏にお世話になりました。
もし、ミートリさんに出会わなければカナダに来て半年でこんな魚に出会う
ことは間違いなくできませんでした。感謝!
・
・
・
そして、持って帰った魚ですが、3枚におろした状態でも
2匹合わせると軽く10kgオーバー。
そこから皮をひいたり、切り身に仕立てるのもひと仕事。
まな板にも乗らないし、刃渡りも足りないし、
しかたなしに、切り身にしてから皮をひきました。
1時間半ほど掛かりましたね。

ご近所さんに電話をしまくりおすそ分け、それでも我が家の冷蔵庫は
サケの切り身だらけです。
皮付きの切り身を塩焼きにしてみましたが、ウマウマでした!
ポン酢を掛けると最高です。
しばらくサケ三昧です。
・
・
・
9月、10月になるともっとサーモンが接岸し、
岸からでも狙うことができるようになるということです。
次はそれだ!
タックルに不安はありますが、まあ、ある物でトコトンやってみます!
以上!
長文にお付き合い頂きありがとうございました。
(ブログUPが遅くなりました。スイマセン。)
最近お気に入りのFMラジオのフレーズ。
”Computer OFF! BBQ ON!!! ”
BBQ好きのカナダ人っぽい発想で大好きです。
週末はソワソワするんでしょうな~。
私も金曜日の夕方は同じようにソワソワ。
「今週末は絶対休みますから! 釣りですから!」
と、いうことで、、、
”Computer OFF! Fishing ON!!! ”
【2013年08月31日(土)】
今回もミートリPro氏にお誘い頂き、サーモントローリング。
向かうは前回と同じMeaford。
前回、バラシたサーモンの引きを忘れられず。
このままでは仕事に手がつきません!
ということで、感謝感謝の2週連続釣行です。
今回の釣行では目標があったのでした。
「タックルだけでも自分の物を使ってみよう!」
前回の釣行で、サーモンの口が硬く、なかなかフッキングしないことが判っており、
しっかり乗せるためにはバットの硬いロッドが必要なことは判っていました。
自分のタックルは前回借りた物と比べて弱いのですが、やはり自分のタックルで
釣り上げたいのです。
でも、前日夜は自分の竿が弱くてフッキングしない夢を見て、あまり寝ることができませんでした。。。
もはや、ある種の病気です。

(写真だとなかなか伝わらないのですが、結構ウネリが入っています。)
この日は若干の北西風。
Meafordは湖の南岸に位置するため、少しでも「北」の風が入るとウネリが入るようです。
当日も、そよ風程度だったのでなんの心配もしていなかったのですが、
マリーナから出ると結構なウネリが入っていました。
これ以上の波はNGだが、これくらいなら好条件という状態です。
やはり、16ft以上/ディープハルの船じゃないと厳しいですね。
そして、今回こだわりたかったMyタックルですが、こんな感じです。

まず、竿はいつものレッドコアトローリングに使っている竿です。
柔らかい、、、 ダウンリガーセット後の糸フケ(おばせ?)を絞るだけでこの曲がりよう。
やはり、あと+30%ほど強さがほしいですね~
そしてリールはABU6500 SYNCROです。
これが今回のこだわり。
<ここで、”ドラグ ”に関して個人的考え> ※クドイので注意!
私は海のルアー以外では、どのリールでもドラグはキンキンに締めたままです。
そして、走られた場合はクラッチ切って糸を出すようにしています。
スピニングリールの場合はカッコ悪いですが、リール逆回転です。
なぜ、こんなカッコ悪い使い方をしている理由は2つあります。
① フッキングの際に、「ジジッ」と糸が出るのがイヤ。
フッキングが鈍る感じがする。
鬼怒川の本流ヤマメでうっかりドラグが緩んでいて「ジジッ」なんて糸が出て、
その後バレた際には、その後2、3日は後悔してしまいます。
② 使っているリールもそんな高価な物ではないので、ドラグ性能を信じていない。
ビューンと突っ走られたらドラグが追従できないと思う。
と、いうことでドラグは嫌いなのです。
小さな頃から自然と行き着いたこのスタイルですが、ある時、
B.A.S.S(Bass Anglers Sportsman Society)のラリー ニクソン氏も同じ考えで
ドラグを使っていないという雑誌記事を読み、
「ほほ~ 帝王ラリー氏も、、、彼も同じ考えですか。」
と、調子に乗って(?)この方法を続けてきた訳です。
ただ、釣りの世界は広いです。
その後、知った海のルアー(ショアキャス)で、
NiceカンパチがHitした際、ハンドル逆転で突っ込みに対応していたら
ハンドルが止められなくなり、思いっきり突き指してしまったのでした。
よって、海ルアーはドラグを使っています。危険なので。
また、海のルアーは巻物ですから、アタリを感じてから合わせるのは無く、
魚が掛かってからの”追い合わせ”が主体。なので、その時にはスプールを
ガシッと手で押さえてドラグが出ないようにして合わせています。
また、海ルアーはPEラインと太いショックリーダーなので、直線強度は十分。
ドラグ性能(追従ムラ)とライン強度の比で考えると、多少安物リールでも
大丈夫では?と考えている訳です。
では、前回 ズババッーと走られた際に、どうすれば良かったのか。
クラッチを切るのは間違いでした。指がヤケドしました。
スタードラグをチョイチョイ緩めて対応?
急に船べりで突っ込む魚に対して追従できるのか不安。
ミートリ氏は25LBラインでドラグを締めて止めてしまうらしいですが、
たまにバツン!と切れるそうです。
私にはあんなに突っ込む魚を力で止める、そんな度胸はありません。。。
そこで、今回用意したのが、SYNCROドラグ。
私が小学生の頃、ABU XLT2-SYNCRO というモデルが出て、「カッコ悪い。なにコレ?」と、
全く気にしていなかったSYNCROドラグという機能ですが、25年後の今考えると、なかなかのスグレ物。
メーカーの商品説明には、
「ハンドルを逆転するだけで、設定したドラグの強さを最大75%まで瞬時に落とすことができます。
予想を越えた大物との出会いも、余裕を持って安全に対処することができます。」
と記載されているのですが、店頭で実物を見る機会の無かった小学生の私には全く内容が
理解できなかった訳です。
すっかりダラダラ長くなってしまいましたが、、、
そのSYNCRO機能付きリールを今回は使ってみました。
(新品ではありません。日本で見つけた中古掘り出し物ですよ!)
でも、巻いているラインは1000mボビン巻き680円の安物ナイロン(5号)ですが、、、
(海でズボ釣り用に買っていた物)
次に、ルアー。
衝撃的な形状です。

プラスチックに安っぽいラトル入り。
”ダーター”に属する形。
バスルアーに例えるなら、ZEALのアンカニーチャップ、サウスベンドのバスオレノ?
海ルアーに例えるなら、K-TENブルーオーシャン・リップレスミノーという感じ。
初めてミートリ氏に見せてもらった時には、「えぇ?コレをトローリングで引くんですか?」
とずいぶんビックリしました。
しかし、カナダではこのタイプのルアーがとても人気があるようで、
メジャーなのは、「Lyman」というカナダ バンクーバーのメーカーのものです。
それがコチラ↓↓↓

正直ブサイクなルアーですが、コレがスゴイ動きをします。
YouTubeに水中動画がありましたので、興味のある方は「Lyman Lures」で検索してみてください。
超・ハイフロート+ダーダーリップから生まれるこの不規則な動きは日本でも有効かもしれません。
また、フックにスイベルを付けているのもとても参考になります。
鱒族のローリングによるフック外れ防止だと思うのですが、とても効果がありそうです。
日本でも、サクラ狙いのアングラーがスプリットリング2連結や、ダイニーマを輪っかにする方が
いますが、それと同じですね。
ダメですね~ 全て新し物だらけなので話が何度も止まってしまいます。
申し訳ありません!
では早速、実釣の方ですが、、、
このルアーをダウンリガーにセットして15~18mのアタリにセット。
時速4.2km程度で流します。
ウネリの波長が短く、結構船は揺れます。
GPSの航跡を確認しながらじゃないと、真っ直ぐ船が走りません。
開始から1時間ほど経った頃、ミートリ氏が仕掛けを変える間に私が操船を変わりますと、
操舵席についた直後、、、
Hit!
リリースクリップが外れ、竿先がガンガン入っています!
ロングストロークの合わせをしっかり食らわし、ガッチリ乗ったことを確信。

おおおっ~ こりゃ引きますワ!
期待のSYNCROドラグはちゃんと機能し、鋭い突っ込みにも即座に対応できるのですが、
クリック機能が壊れそうな音を出しております!
普通、
Gi,Gi,GiGiGiiiiiiii
ですが、
突っ走られた瞬間に、
Chi-------------------------------------------------------
クリックの爪が減る!壊れる!という感じ。
更に、色々なところが一気に心配になってきます。
なんか、リールシートがガタつくな、、、
この竿、8.6ftから9.6ftに延長してるけど、継ぎ目大丈夫かな、、、
2Piaceの継ぎ目、積糸足りてるかな、、、割れへんやろか!?
もっとエエ糸巻いときゃ良かった、、、劣化してへんやろか、、、
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色々な所に不安を抱えながら、時間を掛けさせてもらい、なんとかランディング!
竿をホールドしていた左腕はパンパンです。足はヘロヘロ。
やりました!

ミートリ氏と「ありがとうございました!」と握手し、
しばらく放心状態。
「どうだった?」とミートリ氏に感想を聞かれ、意識朦朧の私はとんでもない迷言を残してしまいました。
「銀山湖の根掛かりよりも、、、引きました。。。」
??
竿が曲がったっとことでしょうか!?
しばらくボンヤリ。
その後、Lymanで65cmほどのを1匹。
ミートリ氏もLymanで70cmほどのを1匹。
この後は波も高くなり、撤収したのでした。
・
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・

先週から1週間、Meafordマリーナでは
”2013 Meaford Salmon & Trout Derby"
ということで、大会が開催されていたのでした。
ダービーの参加費は、15ドル。
今週末が最後の週末ということで、沢山の船が出ていたのでした。
現時点での記録は、、、

18.22LB
一方、私の魚は、、、

19.87LB!
ダービー出ときゃ良かった~!
ミートリ氏 : 「1位だったらボート買える位の賞金でたかもね。」
ホント、出ときゃ良かった~!
後の祭り。来年こそは! 必ず!
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このMeafordマリーナ、とても良いところです。

魚の下処理を行うことができる、キレイなキッチンルームもあるのです。
骨、内蔵、頭部などガラも粉砕して回収するシステムが備わっており、清潔。スバラシイ。
ボートスロープ、トイレ、キッチンを使えて、なんと使用料1回7ドル程度と
とてもリーズナブル。
年間PASSを買っても75ドル程度ということです。
日本だったら1回で5000円ほど取られるのに!
「マリーナ」なんていうと、停泊料でウン万円なんていうところもありますね。
それだけカナディアンにとって水遊びは身近な遊びということなのでしょうか。
メチャメチャ羨ましいです。
さて、魚ですが。

釣り上げた時には必死で気が付かなかったのですが、スゴイ口です。

うっかり手を入れなくてよかった~

”キバ”ですね。
サーモンは細菌の多い魚らしく、このキバでザクっとやられると、直ぐに消毒しないと
傷口が化膿するらしいです。気をつけます。
そして、魚の下処理ですが、、、
「ミートリさん、、このサイズは自信が無いのでお願いできますか!?」
なにからなにまでお世話になりっぱなしです。。。

(ミートリさんへ:ホント、ありがとうございました!!)
私は小さい方を一匹だけ捌きました。
メッチャ時間を掛けて、、、モタモタと、、、 スイマセン。
今回も何から何までミートリ氏にお世話になりました。
もし、ミートリさんに出会わなければカナダに来て半年でこんな魚に出会う
ことは間違いなくできませんでした。感謝!
・
・
・
そして、持って帰った魚ですが、3枚におろした状態でも
2匹合わせると軽く10kgオーバー。
そこから皮をひいたり、切り身に仕立てるのもひと仕事。
まな板にも乗らないし、刃渡りも足りないし、
しかたなしに、切り身にしてから皮をひきました。
1時間半ほど掛かりましたね。

ご近所さんに電話をしまくりおすそ分け、それでも我が家の冷蔵庫は
サケの切り身だらけです。
皮付きの切り身を塩焼きにしてみましたが、ウマウマでした!
ポン酢を掛けると最高です。
しばらくサケ三昧です。
・
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・
9月、10月になるともっとサーモンが接岸し、
岸からでも狙うことができるようになるということです。
次はそれだ!
タックルに不安はありますが、まあ、ある物でトコトンやってみます!
以上!
長文にお付き合い頂きありがとうございました。
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コメントの投稿
No title
いつも楽しく拝見させていただいています。
ビックサーモン、おめでとうございます。
ドラグの話、とても参考になります。私も、鬼怒川本流で、ヤマメにドラグ設定ミスでバラしてしまったことがあるもので・・・(^_^;)
ビックサイズのサーモン、これからもどんどん釣って、私も含め、日本の読者を楽しませてください。
ビックサーモン、おめでとうございます。
ドラグの話、とても参考になります。私も、鬼怒川本流で、ヤマメにドラグ設定ミスでバラしてしまったことがあるもので・・・(^_^;)
ビックサイズのサーモン、これからもどんどん釣って、私も含め、日本の読者を楽しませてください。
No title
うぉおい!なんじゃこりゃー!!
鮭鱒類もここまでくると怪魚やな。
鮭鱒類もここまでくると怪魚やな。
まっちゃんすげーやん!
びびったわ!
まっちゃんの興奮が伝わるよ。
おめでとう!
びびったわ!
まっちゃんの興奮が伝わるよ。
おめでとう!
ついにビックサーモンGETですねq(^-^q)やはり、まりもさん、もってますね!!
次回も期待しております!!
毎日サケ三昧ですね(^o^;)
次回も期待しております!!
毎日サケ三昧ですね(^o^;)
No title
まじすごっ!!
さすがです。
しかし近所へ配ったとしても相当サーモンは残っちゃってますよねー
三昧なのだけど・・・・
これからは保存のきく荒巻化でもしてはいかが???
次回も楽しみにしています。
さすがです。
しかし近所へ配ったとしても相当サーモンは残っちゃってますよねー
三昧なのだけど・・・・
これからは保存のきく荒巻化でもしてはいかが???
次回も楽しみにしています。
お久しぶりです
前回の記事でコメントを頂きました方々、ありがとうございます!
お返事も掛けず、申し訳ありません。
忙しいことは結構なのですが、
よく考えたら今年、6月以降、2回しか釣りに行っていないというヒドイありさま。
これはイカンと色々考えた末、ある決断に至りました!
近々ご報告をしたいと思います!
なかなか更新できないグータラBlogとその管理人ですが、のんびりお付き合いして頂ければ幸いです。
今後もよろしくお願い致します。
お返事も掛けず、申し訳ありません。
忙しいことは結構なのですが、
よく考えたら今年、6月以降、2回しか釣りに行っていないというヒドイありさま。
これはイカンと色々考えた末、ある決断に至りました!
近々ご報告をしたいと思います!
なかなか更新できないグータラBlogとその管理人ですが、のんびりお付き合いして頂ければ幸いです。
今後もよろしくお願い致します。